Hikari Uchiyama
新潟県出身
2022年－アクセサリー制作開始
第2回大麻の麻縄活用コンテスト優勝
極細1ミリの撚りひも作りを得意とし、精麻と天然石を組み合わせたネックレスが好評を得ている
ご挨拶
こんにちは。内山開加里です。ホームページをご覧いただきありがとうございます。
精麻との出会い
2022年春に、精麻でお飾りやアクセサリーを作る講座を受講したことが始まりでした。
神社のしめ縄などに精麻が使われていることは知っていましたが、手にしたのはそのときが初めてでした。触れるだけで心が落ち着き、安心感に包まれる。そんな不思議な感覚になりました。精麻は独特のツヤがあり、色は穏やかで優しい乳白色。温かみがあって、品がある。素材そのものの良さに触れ、出会ったときから精麻に惹かれていました。
当時の私は、体調を崩し会社を退職。なかなか前へ進めずにいました。考え込むことが多く、変えられない過去の出来事を、あのときこうしていたら…と悔やんでいました。そんな状況を変えるきっかけが欲しくて、精麻の講座を受講しました。
精麻に触れ、ものづくりをしている時間だけは、無心になり心穏やかでいられました。ゆっくりと、少しずつ、精麻によって元気を取り戻していったのです。
精麻は邪気払いや浄化作用があるとも言われています。実際に触れてみていただくと、すっきりする、整う感じがする、気持ちが落ち着くなどの声が多く聞かれます。落ちていればマイナスから0の状態へと近づけ、上がりすぎていれば、それもまた0の状態へと近づける。私たちを本来の状態へと導く力が、自然の中でたくましく育った麻には備わっているのかもしれません。
大麻の麻縄活用コンテスト優勝
そして、その夏に開催された、第2回大麻の麻縄活用コンテストに応募。ブラジャーやキャミソールに着けるランジェリーチャームを出品し、優秀賞を受賞しました。
この頃は、作ることが只々楽しく、もの作りの喜びを存分に味わっていました。幼い頃から、作ることが大好きでした。お菓子作り、絵を描くこと、フェルトでのマスコット作り。小学生の頃なりたかった職業は漫画家です。大人になってからも布ぞうりを習いに行ったり、発酵食品作りにハマってみたり…。ただ、それを仕事にしようと思ったことはありませんでした。
精麻も仕事にすることは考えていませんでしたが、受賞したことで自信が生まれ、精麻作家としてやっていきたいと思うようになったのです。
胸にしこりが見つかる
コンテストに応募した作品がランジェリーチャームだったのは、私がランジェリーについて学んでいたからこそ生まれたアイデアです。ランジェリースタイリストになるべく準備を進め、その年の12月には、プロフィール用の写真撮影をすることになっていました。
プロフィール写真のついでに、ランジェリーフォトも撮影してもらうことになり、撮影用のランジェリーを買いに行きました。試着室に入り、自分の胸にふれたところ、右胸にしこりが見つかったのです。不安なまま、検査までの3週間を過ごしましたが、検査のときには、しこりは見つからず消失していました。
ランジェリースタイリストとして、個人レッスンなどの活動を始めていましたが、胸にしこりが見つかったことで、今後どう生きていくのか、どう生きていきたいのか、改めて考えました。今回は幸い何事もなかったけれど、人はいつどうなるかわからない。
ランジェリーか、それとも精麻か。私は精麻作家として活動する道を選びました。お客様に寄り添い、ランジェリー選びのサポートをすることにやりがいを感じていましたが、精麻作家として、作品を自ら生みだすことに、私はより喜びを感じています。
KARY/ARTに込めた想い
KARY/ARTのKARYは、沖縄の乾杯のときの発声「カリー」に由来しています。
カリー（嘉例）は「喜ばしいこと」「おめでたいこと」「縁起がいいこと」という意味があります。人生に喜びを、日常にハッピーをとの想いからKARY/ARTと名付けました。
今後は精麻作品だけではなく、いろんなアートに挑戦したいと考えています。好奇心を全開に、様々なことにチャレンジしていきます。ぜひInstagramも見に来てくださいね。人生を楽しみましょう、カリー！！
そして、新たな挑戦
2024年9月より、タロット講座・オラクルカード講座を始めました。藤沢駅周辺（神奈川県藤沢市）のカフェでプライベートレッスンを開催しています。
なんとなく気になって、ふらっと参加した体験会で、私はタロットに出会いました。あのときの会場の様子や、わくわくした気持ちは今でもよく覚えています。
楽しくて、夢中になって、ティーチャーコースまで受講したカードオタクです。きっかけは、ほんの些細なことでも、思いがけない出会いは突然やってきます。
あなたとカードの初めての出会い。そのお手伝いができたら、とても嬉しいです。
